最近スーパーで金柑を見かけます。今が旬なんですね。
保育園の頃、寒い中みんなで大鍋を囲って飲んだ少し苦くて甘いとろとろの金柑シロップを思い出します。
食べ物の思い出は、当時の空気や匂いまで一緒に連れてきてくれます。
認知症の患者さんで何もかも忘れてしまっても思い出の味を食べたいと願う事があります。まさに食べることとは生きることなのだなと感じます。不思議なものでそれらが食べられなくなると心残りはなくなったとでもいうようにある日静かにすっと息を引き取る…そんな方を仕事上見かけることがあります。
さて、離婚して早3か月が経ちました。
少しづつ食欲が湧いてきたので金柑シロップを作ってみることにしました。
- 金柑とはどんな食べ物なのか?
- 生で食べるとどんな味?
- 栄養価は?
- 金柑シロップの作り方、カロリー、太るのか?
- アレンジレシピ
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キンカン ミカン科 キンカン属
中国の長江中流域の常緑低木です。日本には江戸時代に砂糖漬けとして渡来し、その種を蒔いたことから広まったといわれている。品種はマルミキンカン、ナガミキンカン、フクシュウキンカンなどがあり、今回のオオミキンカンはフクシュウキンカンに分類される小さなミカンのようですが、キンカンなんです。
のんほいパーク(豊橋総動植物園)の植物園 https://www.nonhoi.jp/
上の画像の金柑はオオミキンカンというんですね。
金柑は1月中旬~3月上旬が旬のようです。
7割が宮崎で生産されており、有名なブランドは「たまたま」という品種とのこと。
さて、ネットで調べてみると金柑は種以外は皮ごと生で食べられるとのこと。
試しに食べてみるとさわやかな甘さですごくおいしい!
苦味を全く感じない!
皮ごと食べるのには少し抵抗がありましたが食べてみると全く気にならない!
苦味のないオレンジピールを食べているような感じです。
もっと手に入りやすい価格であれば毎日でも食べたいおいしさです。
新しい食べ方に出会いとても感動しました。
ビタミンCが豊富ということで調べてみると、100㎎あたりビタミンC含有量49㎎とのこと。日本人の成人の1日のビタミンC推奨量が100㎎と言われています。金柑1粒約10gくらいでしたので1日分のビタミンCを金柑で摂るには約20個食べないといけない訳ですね。
金柑農家さんでない限り不可能な数字が出てきてしまいましたね。
金柑だけにビタミンC摂取の役目を背負わせるのは負担が大きいようです。
何も気にせずおいしく食べたほうがよさそうですね。
材料
- 金柑・・・・・・・・・100g(今回は10個ほど)
- 砂糖・・・・・・・・・60g (金柑の50~60%)
- 水・・・・・・・・・・金柑が浸るくらい
- 金柑を2等分にして、爪楊枝で種を取り除きます。
- 材料をすべて鍋に入れ中火にかけます。
- あくを除きながら、10~15分煮詰めます。
- 実が柔らかくなってシロップがトロっとしてきたら完成です!




生で食べられるのでサラダに入れてみました!
金柑のさわやかさとドレッシングが合います!見た目もおしゃれで女子会向けです。
- お好みの野菜を角切りにする。
- オリーブオイル、塩、黒コショウでドレッシングを作り野菜に和える。
- スライスした金柑散らす。
きゅうり、トマト、アボカド、金柑のサラダです
そのままでのアレンジしてもおいしい金柑。
是非皆さんもスーパーで手に取ってみてはいかがでしょうか